続きになります。
ドクターくんから言われてた通り、しばらくは全く連絡が来ませんでした。
その間に違う方とマッチングしたので次はその方のお話を書きますね。笑
1ヶ月半ほど経ってドクターくんから連絡が来ました。
ドクター「遅くなってごめんね!ちょっと落ち着いて来たからそろそろご飯でもどうかな?」
ゆい「お疲れ様!おー!よかった!!ぜひ、行きましょう。」
ドクター「来週の土日辺りは空いてるかな?」
ゆい「土曜日は仕事終わりなら空いてるよ!」
ドクター「了解!じゃあ土曜日にしよう!僕はお休みだから時間合わせられるよ!」
ゆい「ありがとう。19時くらいなら確実かも!」
ドクター「了解!お店適当に探しとくね。」
こんな感じで2回目の約束をしました。
1ヶ月半連絡が無かったので正直もう来ないのかな?と思ってしまいましたが、連絡が来て嬉しかったです。
約束した当日、仕事が終わり待ち合わせ場所に行きました。
ゆい「お疲れ様!今日はありがとう!」
ドクター「こちらこそ。お仕事後にありがとうね。お店予約してないんだけど適当に入っちゃっていいかな?」
ゆい「うん!いいよー。」
ドクター「何が食べたいとかある?」
ゆい「じゃあ和食がいいな。」
ドクター「あそこに鳥料理のお店があるからどうかな?」
ゆい「うん!焼き鳥美味しそう!」
こんな感じでお店を決め、入っていきました。テーブル席はいっぱいだったのでカウンター席に座りました。
ゆい「お仕事の方はどう??」
ドクター「病院は辞めて、今は色んな病院でバイトしてるよ。転科する準備って感じかな。とりあえず人脈もあった方が色々といいから最近は紹介で色んなドクターと飲みに行ったりもしてる。」
ゆい「そうなんだ!フリーランスってことかな?」
ドクター「かっこよく言えばそうなのかな?バイトじゃなくてフリーランスって言おうかな!笑」
ゆい「免許持ってるんだし、フリーランスのほうが響きがいいね。」
ドクター「今日も実は午前中健康診断のバイトしてきたんだ。」
ゆい「健診センターみたいなところ?」
ドクター「そうそう!土曜日の午前中は毎週行こうと思ってる。」
ゆい「平日も働くんだよね?休日も働くのは大変じゃない?」
ドクター「いや、めちゃくちゃ楽だよ!こんな仕事でこんな給料貰っちゃっていいの?って感じ。今まで働いてたのがが馬鹿馬鹿しく感じるし、こっちのほうが割がいい!」
ゆい「あ、そうなんだ。」
そこからドクターくんのマシンガントークが止まらなかったです。
1日働けばこのくらい貰える、半日でもこのくらい貰える、月給がこのくらい上がったなど前回とは打って変わってお金の話ばかりされました。
今までが物凄く大変だったのかな?と思いながらも、変わりすぎたドクターくんにびっくりしてしまいました。
ゆい「でも転科の準備もあるから大変だね。」
ドクター「まー、勉強は好きだしそこはそんな心配はないかな。今日も教材買ってきたから明日勉強しようと思ってる。」
そう言いながら今日購入した何冊もの本を見せてくれました。
医学の本ということもあって、難しそうだし、何より高かったです。
そういう努力家なところはすごく素敵だなと思いました。
ドクター「そういえばゆいちゃんってどのくらい稼いでるの?」
ゆい「え、あードクターくんの話の後に言うのもあれだけど…これくらいかな?」
まさか私の年収を聞かれるとは思ってなかったので驚きながらも大体の年収を教えました。
ドクター「あ、女性ってこんなもんなんだね。生活大変じゃない?僕みたい転職考えてみたら?」
え、失礼すぎませんか?笑
私の年収はそこまで言われるほど低くはないのですが…しかも生活大変じゃない?って決めつけられました。
ゆい「まー、贅沢はそんな出来ないかもしれないけど今の仕事は好きだし、もう少し頑張りたいから転職は考えていないかな。」
ドクター「ふーん、そうなんだ。やりがいも大事かもしれないけど、年収と比例しなかったら意味ないよね。」
えー…なんか別人なんですけど、1ヶ月半で何があったの?と思う程でした。
正直、他にも色々言われましたが途中からイライラしてあんまり覚えていません。
とにかく、私が好きでやっている仕事を馬鹿にされた気がして腹が立ちました。
そして、気になったことがもうひとつ…
私は2回御手洗に席を立ったのですが、戻ってきた時に自分のお皿に乗っていた料理が毎回無くなるのです。
席を立ったからお皿を替えられたのかな?でも普通勝手に替えないよな?と思いながら、他の料理をお皿に取り分けました。
お酒を飲みながら食べようとすると、ドクターくんが私のお皿から勝手に食べました。
私は取り分ける時、毎回ドクターくんの分も取り分けて渡していました。
ドクターくんのお皿を見ると料理は無くなっていたので食べてしまったのだと思います。
ゆい「あ、食べたかった?取り分ける?」
ドクター「あ、うん。お願い。」
一応聞いてみましたが、普通食べたくても人のお皿から勝手に食べないですよね?自分で取りますよね?せめて、取ってくれない?とか言いますよね?
前回のドクターくんとは別人すぎて少しついていけてなかったので、このやり取りで結構ドン引きしてしまいました。
さらにお会計の時も、金額を見てから
ドクター「じゃあ5000円貰っていいかな?フリーランスなったとはいえ、お金は節約したいからさ。」
こう言ってきました。
料理もほとんど食べて、私のお皿からも食べたくせに…しかもあんだけ給料自慢して、私の年収については生活大変じゃない?まで言ってきたのに最後に節約と言って払わせてくるなんて。
色々幻滅してしまい、二軒目も誘われましたがお断りして帰りました。
帰り際、また会いたいと言われましたが私はそうは思えませんでした。
今日会ったのだって一回目のドクターくんが良かったからなのに、今日のドクターくんは全くの別人でした。これが本性なのか、お金を稼ぐようになって変わってしまったのか…よく分かりませんがとても残念でした。
その後もLINEは来ましたが、適当に返したり、最後はシカトしてしまいました。
もう会うことはないなと思っていたのですが、つい数ヶ月前に連絡があったので次はそのLINEのやり取りについて書きますね。
④へ続きます。